インビザライン

インビザラインとは

従来のワイヤー矯正とは全く異なる、マウスピース型の矯正装置になります。
透明なマウスピースは非常に審美的で、見た目を気にすることなく矯正治療を進めることができます。

マウスピース矯正には、様々なメーカーがありますがインビザラインはアメリカのアラインテクノロジー社の製品の商標になり、アラインテクノロジー社のインビザラインは世界最大シェアを誇り、100カ国以上の国々で1000万人を超える(2021年6月現在)を超える患者さまが使用しています。

正確性・審美性が高く痛みや抜歯のリスクが少ないといったメリットと合わせ、多くの患者さまに活用されています。

インビザラインの特徴

透明で矯正装置が目立ちにくい

透明に近い素材の矯正装置なので、装着していてもほとんど見分けがつきません。

痛みや抜歯のリスクが少ない

インビザライン矯正は従来の矯正に比べ、比較的痛みが軽減されていると言われています。

取り外しが可能なマウスピース

インビザラインの矯正装置はプラスチック製のマウスピースなので、簡単に取り外しが可能です。

Merit and Demeritインビザラインのメリット・デメリット

Meritメリット

  • 透明のため、目立ちにくい
  • 清掃性が良く虫歯になりにくい
  • 痛みが少ない
  • 症例によってはワイヤーよりも早く治る
  • 違和感が少ない
  • 治療前に動画でシミュレーションが見られる
  • 金属アレルギーの心配がない

Demeritデメリット

  • 自分の意志で着脱しなければならない
  • 症例によってはワイヤーの方が動きやすいケースがある
  • 装着したまま食事ができない
  • 装着時間が短いと歯は動かない

Points to rememberインビザラインの留意点

1日20時間装着しましょう

治療計画に沿って歯を動かすために、1日の装着時間は守りましょう。
装置を外すときは食事や歯磨きのときのみだけにすることをお勧めしています。
装着時間が短いと歯が動かず、治療期間が長引いたり、マウスピースが合わなくなり再製作が必要になったりする可能性があります。

食事の際は矯正装置を外しましょう

装置をつけたまま食事をすると、マウスピースに食べかすなどが付いてしまい虫歯や歯周病の原因になる可能性があります。
水を飲む場合は外す必要はありませんが、ジュースなど糖分のある清涼飲料水を飲む際は虫歯リスクを下げるために装置を外した方が良いです。

インビザラインを保管するときは専用のケースに保管しましょう

専用ケースに入れずに保管すると、ほこりが被ってしまう恐れや誤って破損してしまう可能性があります。食事の際や、装置を外すときは専用のケースに入れて保管しましょう。

特長・矯正装置の比較

インビザライン
(マウスピース型矯正)
表側矯正
裏側矯正
目立ちにくさ 透明のため目立ちにくい 歯の表面に金属を装着するため目立つ 歯の裏側に金属を装着するため目立ちにくい
取り外し できる できない できない
虫歯の
なりやすさ
なりにくい なりやすい なりやすい
痛み ほとんどない 不快感や違和感がある 痛みを感じやすい
金属
アレルギー
ない 場合によってはある 場合によってはある
通院の間隔 最初1ヶ月、その後2~3ヶ月に1回程度 月に1回程度 月に1回程度
治療費 比較的安価(表側矯正と同程度) 比較的安価 高価

診療の流れ

  • Step 1初診・カウンセリング

  • Step 2精密検査

    検査の結果をもとに明確な治療計画を建てる。
    シミュレーションを用いてゴールを見据えた計画を立案。

  • Step 3治療計画の説明

  • Step 4マウスピース発注

  • Step 5治療開始

  • Step 6経過観察

    矯正治療の進捗状態やお口の状態をチェックするため、定期的に通院していただきます。

  • Step 7治療完了・保定期間

よくある質問

インビザライン矯正の治療期間はどれくらいかかりますか?
早いケースであれば数ヵ月で終わることもありますが、平均的な治療期間は1年~2年ほどです。
インビザラインでは失敗することはありますか?
噛み合わせが合わない・歯茎が下がってしまったなど起こる可能性はゼロではございません。トラブル予防の為にも事前に治療方針やリカバリー内容など歯科医師と行うのが大切です。
誰にでも受けられる治療ですか?
骨格的にインビザラインが適用できない方などもいらっしゃいます。精密検査で診断し適正な治療法を提案いたします。
何歳くらいからできますか?
永久歯に生え変わっていれば基本的に治療は可能です。概ね6歳頃から可能ですが歯やお口の状態が重要になってきます。
使用中の会話などに支障はありますか?
最初の数日間は違和感があるかもしれませんが、多くの方はすぐに慣れてきます。
歯を抜く必要がありますか?
歯やお口の状態で変わってきますが、口腔内のスペースが限られてる場合は抜歯を行うケースもございます。抜歯をしないで治療したい方は事前にお申し付けください。